ひなまつりのレシピ
3月3日はひな祭りです。女の子のすこやかな成長と健康を願うお祝いですね。
ひな祭りではよくちらし寿司や蛤のお吸い物を食べてお祝いをします。
ちらし寿司は様々な具材を混ぜ合わせて作りますが、これには将来食べるものに困りませんようにという願いが込められているそうです。
また、蛤のお吸い物には、蛤の貝殻がもともと対だったものだけがぴったり合うため、貝殻のようにぴったりと合う生涯のパートナーと添い遂げられますようにという願いが込められているそうです。素敵ですね。
今回はハーブソルトを使用したちらし寿司、ハマグリのお吸い物、桜の塩漬けを使用したスパイス香る生八つ橋のレシピをご紹介いたします。
ひな祭りちらし寿司
ほんのりとハーブが香るちらし寿司です。
刺身をシーズニング入りの漬けタレに合わせることで、臭みが消え程よい香りで食べやすくなります。
ほんのりと香るハーブと塩味でしょう油をつけずに食べられます。
【材料】(4人分)
<酢飯 合わせ酢/米2合分>
米酢・・・大さじ3と1/3(50ml)
砂糖・・・大さじ1と1/3(12g)
パタゴニアソルト・・・小さじ1弱(5g)
白ごま・・・大さじ2
<錦糸卵>
卵・・・L玉1個
みりん・・・小さじ1
酒・・・小さじ1
塩・・・ひとつまみ
<具材>
サーモン・・・1柵(約100g)
鯛・・・1柵(約100g)
ボイルエビ・・・(約50~60g)
<刺身漬けたれ>
酒・・・大さじ2(30g)
ハーブ&ペパーソルト・・・小さじ1強(4.5g)
<トッピング>
イクラ・・・適量
カイワレ大根・・・適量
【作り方】
<酢飯を作る>
① 米を炊飯器目盛り「すし飯」の水分量で炊く。
② 合わせ酢の材料(米酢・砂糖・パタゴニアソルト)を合わせて砂糖と塩が溶けるまで混ぜる。
③ 米が炊けたら手順②と白ごまを入れて混ぜ、ボウルなどに移し、うちわなどで仰ぎ冷ます。
<錦糸卵を作る>
④ 材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
⑤ フライパンをよく熱し、弱火にして卵液を広げ焦げないように火を通す。菜箸などで裏返し、裏面は乾かす程度に焼く。
⑥ 焼けたらまな板に取り、冷めたら細長く3等分に切り、重ねて端から細く切っていく。
<具材を用意する>
⑦ カイワレ大根は水洗いし、カットする。
⑧ 刺身漬けたれをボウルに合わせる。
⑨ 魚の柵とエビを水でサッと洗い、キッチンペーパーで水気をしっかりふき取る。
⑩ 魚の柵をサイコロ状に、エビは大きければ縦半分に切り、手順⑧のボウルに入れよく混ぜ合わせる。
<盛りつけ>
⑪ 酢飯を皿に平らに広げ、錦糸卵を広げのせる。刺身を均等に盛り、イクラ・カイワレ大根を彩りよく散らしのせる。
★魚の柵は、漬けタレに漬けるまえに、サッと水洗いすることでさらに生臭みが消えます。
錦糸卵は焼く時焦げやすいので、火加減にご注意ください。
刺身の種類はお好みです。お好きな魚でお楽しみください。
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はまぐりのお吸い物
パタゴニアソルトはすっきりとした塩味に、ハーブ&ペパーソルトはほんのりハーブ香る塩味に仕上がります。
どちらも程よく味を引き締めてくれます。
はまぐりは火を入れ続けると身が固くなりますのでご注意ください。
今回は三つ葉をトッピングしておりますがお好きな青菜をトッピングしてください。
【材料】(3~4人分)
はまぐり・・・10個位(200~250g)
水・・・600ml
昆布・・・1枚(約5g)
酒・・・大さじ1
パタゴニアソルトまたはハーブ&ペパーソルト・・・適量
<トッピング>
三つ葉や小葱など…適量
【作り方】
準備
※はまぐりの砂抜きと下処理
海水と同程度の塩水を作り(3%の塩水・・・水1Lで塩30g)、静かな場所で1~2時間置いて砂出しする。
終わったら貝同士をこすり合わせるようにして洗う。
① 鍋に水と昆布を入れ、火にかける前に30分程つけておく。
② 手順①の鍋に水が冷たい状態からはまぐりとお酒を入れ火にかけ、少し強めの弱火で10分くらいかけてゆっくり火を通す。
沸騰する少し前からアクが出てくるので、すくい取る。
③ 沸騰直前に昆布を取り出し、はまぐりの口が開くまで火を通す。
④ 味見をし、最後にパタゴニアソルト(もしくはハーブ&ペパーソルト)を少量加え、味を調える。
⑤ お椀に盛りつけ三つ葉を飾る。
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桜の生八つ橋
白玉粉でつくる生八つ橋です。春らしく桜の塩漬けを入れてみました。
フルーツジャム用スパイスミックスに入っているシナモンときな粉が良く合います。
【材料】(約10個分)
白玉粉・・・50g
水・・・60㏄
砂糖・・・40g
桜の塩漬け(混ぜこむ用)・・・10g
片栗粉・・・適量
こしあん・・・50g(5g×10個分)
<トッピング>
桜の塩漬け・・・5g
きな粉・・・大さじ1/2
フルーツジャム用スパイスミックス・・・小さじ1/2
【作り方】
準備:こしあんを5g×10個分出し、丸めておく。
① 桜の塩漬け(混ぜこむ用10gとトッピング用5g)を別々でさっと水で洗い、それぞれを水に5分程つけて塩抜きする。
② ペーパーで手順①の水気をふき取り、それぞれを粗みじんに刻む。
③ きな粉とシーズニングを混ぜ合わせる。
④ 耐熱の器に白玉粉と水を入れ、ダマを潰すようによく混ぜ合わせる。
⑤ ふんわりラップをして600wのレンジで1分加熱し、レンジから出しゴムベラでよく混ぜ合わせる。
⑥ 砂糖を半量加えゴムベラでよく混ぜ、ふんわりラップをして更に1分レンジ加熱し、取り出してよく混ぜ合わせる。
⑦ 残りの砂糖を加えゴムベラでよく混ぜ、ふんわりラップをして更に1分レンジ加熱する。(砂糖は2回に分けて加える)
⑧ 混ぜこむ用の桜を加えよく混ぜ合わせ、ふんわりラップをして更に1分レンジ加熱し、取り出してよく混ぜ合わせる。
⑨ まな板の上に片栗粉を薄く広げ、そこに出来上がった餅をおき、餅の表面にも片栗粉を薄くまぶす。
手やめん棒を使って10センチ×25センチに延ばす。
⑩ 1辺5センチ×5センチの正方形に10カットし、
餡をのせ、三角に折ってできあがり。
皿に並べトッピング用の桜をのせ、シーズニング入りのきな粉を添える。
⑪ 食べる時に、シーズニング入りきな粉をまぶしていただく。
★桜の塩漬けは塩抜きの時間が長すぎると風味が抜けるので5分程度で上げてください。
白玉粉を練る時にゴムベラに少し水をつけると、餅がついてこず練りやすいです。
1辺5×5センチカットにする時、写真のように端を切り取ると、市販の八つ橋のように形よく仕上がります。
片栗粉の代わりにシーズニング入りきな粉をまな板の上に薄く広げて餅を伸ばしていくと、より市販の八つ橋のような風合いに仕上がります。
出来上がった餅生地に、アイスクリームを包んでも美味しく、おすすめです。
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